目黒不動尊瀧泉寺

目黒区というと、芸能プロダクションなどがあり、JRの前の繁華街はとても賑わっているので、とても都会的なイメージが強いかと思います。私も権之助坂の商店街とか、なかなかディープなお店も多く、とても好きな場所です😊
そんな目黒ですが、JRから1kmくらい歩くと、まさに目黒のシンボル「瀧泉寺(りゅうせんじ)」があります😃

江戸名所図会 目黒不動堂

JRの前は近代的な感じになっていますが、目黒不動尊の前は昔懐かしい感じの街並みで、まさに「門前町」という雰囲気を感じます✨
「八つ目や・にしむら」さんの軒先からは、とても美味しそうな鰻の蒲焼きの匂いが、食欲をそそります😋 …さてさて、今日のお題「目黒不動尊瀧泉寺」ですが、歴史は古く、大同3年(808)創建で、慈覚大師・円仁が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置したことに始まるのだとか🤔 …そんな目黒不動尊にはこんな伝承があります。
堂宇建立を決めた円仁が、法具である独鈷を投げたところ、泉が湧出…その霊泉は「独鈷の瀧」と名付けられました。
…そうです、「瀧泉寺」とは、円仁が湧出させた「独鈷の瀧」に因んでいるんですね😊
独鈷の瀧は今も境内に残っています😃

権八・小紫比翼塚

他に、歌舞伎で有名な白井権八と小紫の比翼塚や、三代将軍家光公ゆかりの「鷹居(たかすえ)の松」などなど…
家光さんが目黒に鷹狩りにきた際に、可愛がっていた鷹が逃げてしまいました💦
そこで、目黒不動尊で、戻ってくるように祈願ひたところ、すぐ鷹が戻ってきました。家光さんは余程嬉しかったのでしょう…これがきっかけになり、大伽藍を建てて熱心に崇拝したそうです😅
この際、鷹が戻ってきた場所が「鷹居の松」なのだそうです😊
…あと、瀧泉寺の墓地には「甘藷先生」こと「青木昆陽先生」のお墓もあります。私がとても好きな先生だったのでアップしたかったのですが…スマホの中に見当たらず…😭😭
ということで、今回は文字のみのご紹介にしたいと思います🙇

目黒不動尊 仁王門

目黒は江戸近郊の行楽地として、境内の富突き興行や門前の名店「桐屋の黒飴」など、大変人気な観光スポットだったそうです😊

目黒不動尊へは目黒線「不動前駅」から行くのが一番近いですが、JR目黒駅から歩いても、途中には大円寺とか目黒川、五百羅漢寺など、お散歩にはもってこいの場所なので、そちらもオススメですよ✨

アクセス

目黒不動尊瀧泉寺
目黒線「不動前駅」徒歩約10分
JR他各線「目黒駅」徒歩約20分