愛宕神社

「出世の石段」で人気のパワースポット・愛宕神社の石段は、いつ来てもインパクトがあります😲

私も出世の石段を登ると、頂上では軽い酸欠状態になるくらい、なかなかハードです😅…聞けば、傾斜40度で86段もあるのだとか💦(それは息切れもしますよね💨)間近で見ると、垂直じゃないかと思うくらいの威圧感を感じます😲

こんなインパクトのある場所ですから、江戸時代も当然、人気の名所だったようで、講談「寛永三馬術」の舞台になっています。 …時は寛永11年(1634)、三代将軍・家光公が徳川家菩提寺・寛永寺の参詣の帰りに愛宕神社の下を通りかかった際、愛宕山に咲いている梅の木を見て、「誰か馬であの梅を取って参れ❗️」と命じたところ、曲垣平九郞という武士が本当に馬に乗って石段を上がり、梅を取ってきてしまった…というようなお話です(相当略しています🙇)
傾斜40度もあったら、馬の長い頭がつっかえちゃうんじゃないかというツッコミを入れてしまいたくもなりますが、現に江戸時代以降も馬で登り降りに成功した人がいたとのとこです👏
話が逸れてしまいましたが、先の曲垣平九郞は、泰平の世でも普段から馬術を怠らず、見事梅の木を取ってきたことを家光公に称賛されたことから、「出世の石段」と呼ばれるようになったのだとか…
今もオフィス街の中にあり、近隣のサラリーマンの方々が出世祈願に来る人は少なくないようです。

また、かつては江戸市中を見渡せる高台であったこともあり、浮世絵・名所江戸百景「芝愛宕山」にも描かれています。そこでは、別当寺・円福寺の強飯式の様子が描かれています(5枚目をご参照くださいませ)。

愛宕山の眺望の良さは幕末に勝海舟さんと西郷隆盛さんが、江戸城無血開城に際しての会見をする前に、二人でここから江戸の町を見に行ったくらいです🙂

まだ行ったことのない方は是非一度お参りにオススメのスポットです😊
ここでは、出世の石段を上がるのが醍醐味ですが、キツい方にはもちろん、脇に女坂もありますし、それも無理な方には、何とエレベーターまで設置していてくれるというありがたいサービス精神❗️ 最寄り駅は御成門か神谷町ですかね🤔…いずれも徒歩10分程度です。

アクセス

愛宕神社
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」徒歩約10分
都営地下鉄三田線「御成門駅」徒歩約10分