神田明神

東京の代表的な神社の一つ、神田明神。この近くで働いているサラリーマンを始めとして、とても多くの参拝客の方々が来られる場所ですね😊

創建は天平2年(730)、武蔵国芝崎村(現大手町付近)に大己貴命(オオナムチノミコト)を祀ったことに始まります✨

…そして、創建から約200年後、この近くに超有名人が葬られました。

…平将門です。

関東で新皇を名乗って、反乱を起こしましたが、藤原秀郷、平貞盛に鎮圧されます。その後、将門さんの首は芝崎村に葬られます。
ところが、14世紀初頭に疫病が流行したのを将門の祟りと考え、付近にあった神田明神に祀られたのだと言います🙏

江戸時代に入り、徳川家康さんが江戸へ…

早速、江戸城の増築を計画するのですが…

お城の正門の前に、将門さんがが祀られてるではないですか😱
これは畏れ多いと、神田明神を現在地の方へ遷座してしまいました💦
でも、首塚に関しては、やっぱり祟りが怖いと動かさなかったようですね😅

そんなわけで、神田明神は平将門も祀られていることもあって、江戸の総鎮守として、多くの人びとに崇拝されました😃
山王祭と並び、「天下祭」と言われ、大祭は本当に賑わったと言います😊

…さてさて、神田明神はオフィス街の中に囲まれるような感じで、今も多くの人びとに愛されています😊
この辺はけっこう高低差があって、鎮座している場所は高台の上…下から見上げると、とても崇高な印象を受けます✨
かつては神田明神から、江戸市中を見渡せるような眺望だったとか😊
今はビル群に阻まれてしまっていますが…😅

で、神田明神のご利益は、悪疫退散✨
何と言っても将門さんのつよ~いパワーを持っているので、その力は絶大😆
コロナなんか吹っ飛ばしてほしいですね💨

あと、神田明神周辺はオススメグルメもたくさん😋
参道の天野屋さんとか三河屋さんの甘酒は外せないですね😊

あと、この日は「神田明神下みやび」さんで天丼をいただきました😃
具材と衣がとてもしっかり揚げられていて、まさに「江戸前」と言った感じ✨
和の雰囲気漂う店内も最高です🙂

余談ですが、みやびさんの場所は江戸城内の料理を司った「御台所賄方」のお屋敷があったことから、「神田明神下台所町」と呼ばれていました。
昔からお料理に因んだ町だったんですね😊
あの「銭形平次」さんも住んでいた場所なのだとか…😅

神田明神から少し足を伸ばせば、「鬼平犯科帳」の池波正太郎先生が馴染みにしていた「花ぶさ」さんなどもあります😃
先生が命名された「千代田膳」など、とても美味しいお膳料理がオススメです✨

神田明神周辺の下町風情も併せて楽しんでみてくださいね😊

アクセス

神田明神
JRお茶の水駅より徒歩約10分

神田明神下みやび
神田明神男坂を降りてすぐ

花ぶさ
東京メトロ銀座線4番出口より徒歩約2分